2022年度 北海道セレクションセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 263 | 5,338,300,000円 | 72,600,000円 | 6,600,000円 | 20,297,718円 | 202 | 19,880,049円 |
牡 | 187 | 4,164,600,000円 | 72,600,000円 | 6,600,000円 | 22,270,588円 | 144 | 21,209,375円 | |
牝 | 76 | 1,173,700,000円 | 52,800,000円 | 6,600,000円 | 15,443,421円 | 58 | 16,579,655円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 18 | 198,550,000円 | 19,800,000円 | 6,600,000円 | 11,030,555円 | 12 | 11,458,333円 |
牡 | 12 | 142,450,000円 | 19,800,000円 | 6,600,000円 | 11,870,833円 | 8 | 10,862,500円 | |
牝 | 6 | 56,100,000円 | 11,000,000円 | 6,600,000円 | 9,350,000円 | 4 | 12,650,000円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | - | - | - | - | - | 1 | 18,150,000円 |
牡 | - | - | - | - | - | 1 | 18,150,000円 | |
牝 | - | - | - | - | - | - | - | |
一般 | 計 | 245 | 5,139,750,000円 | 72,600,000円 | 6,600,000円 | 20,978,571円 | 189 | 20,423,915円 |
牡 | 175 | 4,022,150,000円 | 72,600,000円 | 6,600,000円 | 22,983,714円 | 135 | 21,845,185円 | |
牝 | 70 | 1,117,600,000円 | 52,800,000円 | 6,600,000円 | 15,965,714円 | 54 | 16,870,740円 | |
主取 | 計 | 38 | - | - | - | - | 32 | - |
牡 | 23 | - | - | - | - | 23 | - | |
牝 | 15 | - | - | - | - | 9 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 417,669円 (2.1%) 高
- ※2出場頭数前年比較 67頭増
- ※3売却頭数前年比較 61頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 87.4% 前年 (86.3%)に対し 1.1%増
- ※5総売上額前年比較 5,338,300,000円 前年 (4,015,770,000円)に対し 1,322,530,000円( 32.9%)増(消費税込み)
総売上額5,338,300,000円は前年比32.9%の大幅増、3年連続でレコードを更新
売却率の87.4%、平均価格の20,297,718円も過去最高を記録
最高価格は父ブリックスアンドモルタル(USA) 母レーヌミノル 牡駒の72,600,000円
北海道セレクションセールは新ひだか町の北海道市場において7月26日(火)〜27日(水)、日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は301頭(牡210,牝91)、売却頭数は263頭(牡187,牝76)で売却頭数と売却率の87.4%は過去最高となった。総売上額は3年連続レコード更新となり、5,338,300,000円で前年比32.9%増、実額で13億2,253万円上回る大商いとなった。購買登録者数も987名(前年886名)、オンラインビッド本登録者数60名(前年48名)と実数で増加するとともに購買意欲も旺盛で、終始ストロングマーケットとなった。平均価格は20,297,718円(前年比2.1%高)で初の2,000万円台で過去最高。一方、中間価格は15,400,000円で前年比12.5%低となった。価格帯では前年は1,500万円〜2,000万円が最も多かったが、今年は1,000万円〜1,500万円が最多の68頭(前年42頭)で全体の25.9%を占めたことが中間価格の低下に影響したものと思われる。
最高価格馬は父ブリックスアンドモルタル(USA)、母レーヌミノルの牡駒で、広島県の吉岡實氏に72,600,000円の高値で購買された。牝の最高価格馬は父ロードカナロア、母スイートサルサの産駒で、52,800,000円でCHNの張月勝氏に購買された。
種牡馬別は、ロードカナロアが2頭全頭売却の平均価格42,900,000円で首位、1頭売却エスポワールシチーが37,400,000円、4頭全頭売却モーリスが36,300,000円で続いた。初産駒上場種牡馬の首位はブリックスアンドモルタル(USA)が6頭全頭売却35,016,666円で首位(全体4位)、ロジャーバローズが2頭全頭売却26,125,000円で第2位(全体12位)、レイデオロが8頭売却23,787,500円で第3位(全体16位)。団体購買は、JRA日本中央競馬会が18頭(牡12,牝6)を総額198,550,000円で購買した。
HBA古川雅且代表理事組合長から「第一声として正直ビックリしている。ウクライナ侵攻、コロナウイルス第7波、2日間開催への変更と不安要素を抱えていたが、すべてクリアする売り上げ状況で感謝したい。サマーセールへの上場集中解消のため、セレクションセールへ100頭ほど選抜し2日間開催とした。月曜日を前日展示日として全頭を展示、通せば3日間開催となったが、購買者の方々からも全頭をじっくり見る時間もあり、購買候補の選定や決定を余裕をもって出来ると好評、売却率アップにもつながったようだ。せりの「先読み方式」も初めての試みだったがスムーズな進行で良かった。いずれは北海道市場すべてで採用という意見もある。総括としては、上場馬の質が向上したことにより、安心して購買でき、競走成績も期待できるという信頼感を得たことがこの活況につながっていると思う。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)